2006/04/21

欲望という名の列車 その2

nagataudon

まんのう公園が休園日では仕方がないので、「長田うどん」 に戻った。ここの名物は釜揚げうどんだ。だしの香りがぷんと漂う温かいつゆに、すりおろしたしょうがとネギを入れて待つ。しばらくすると、 茹で上がったばかりの麺が運ばれてきた。早速、つゆに麺をくぐらせ、つるつるとすする。うわ、うまいわ、これ。

うどんを食べて少し落ち着くと、隣のおばさんグループの声が耳についてきた。「~べ」というような語尾でしゃべっていた。 東のほうからの団体旅行者だろうか。おばさんのうるささに東西はないようだ。僕はすっくと立ち上がり、「少しは静かにしたまえ。 せっかくのうどんがまずくなるだろう!」と心の中で言い、実際には店の人に「ごちそうさまー」と言って店を出たのだった。

その後、満濃大橋を渡り、対岸にある「町営かりん温泉」 に立ち寄った。広くもなく狭くもないといった感じの浴室だ。数人の年寄りがこの日告示があった町長選の噂をしていた。体を流そうと、 シャワーの栓をひねったら、実はシャワーヘッドが床に落ちていたため、予期せぬ方へ冷たい水しぶきが飛んでいった。「ヒョウ」とも「ヒャウ」 ともつかない微妙な悲鳴を上げ、隣に座っていたおじいさんが飛び上がった。ただちに謝罪をしたのだが、「年寄りの冷や水」 という言葉が脳裏に浮かび、不謹慎にも内心面白くて仕方がなかった。

iinoyama

一時間ほど休憩した後、土器川沿いの自転車道を北上。うわ、富士山だ!と早とちりしそうなシルエットの飯野山、別名「讃岐富士」 を眺めながら走る。高さは422mしかない。もちろん、ふもとに樹海などない。田園が広がるばかりだ。のどかな讃岐平野の風景だ。 土器川沿いの自転車道は走りやすくて爽快だった。

小一時間ほど走り、「骨付鳥 一鶴」 土器川店に到着。さっそく店に入り、生ビールの中ジョッキを注文した。この時、まだ午後4時。ノザキサイクルの店長でさえ、 平日は午後5時までビールを我慢しているというのに!

ikkaku

おやどり、とりめしも注文した。この写真を撮ったとき、すでにビールは2杯目。表面がパリッと焼きあがったおやどりにかぶりついた。 肉自体は硬い、岡山弁で言う「しわい」感じなのだが、かみ締めると口の中に旨みたっぷりの肉汁が広がる。 コショウなどのスパイスが効いていてビールにぴったり。極楽のひととき。

店を出たのは、午後5時前。すぐ近くの丸亀駅で自転車をたたんで、各駅停車の土讃線列車を待った。 中高生たちがホームにたむろしていた。明るいうちからビールを飲んで申し訳ないという気持ちと、どうだ、 大人はいいだろうという気持ちが交互に湧き起こった。まもなく列車が着いた。のんびりと窓の外を眺め、 たった一日とはいえ旅の充足感を感じながら、四国を後にしたのだった。

おしまい。

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2006/04/20

欲望という名の列車 その1

「讃岐うどん分が足りねえ」
むらむらと湧き上がる欲望を抑えられなくなったので、最近購入したGiant MR-4とともに列車に飛び乗った。 抑えきれぬ欲望と対照的にファンシーなアンパンマン列車。

四国はオーストラリアに形が似てるなーと思いながら、特急「南風」で約1時間。琴平駅に到着した。 専用の輪行バッグから自転車を取り出して組み立てた。駅前で愛車を記念撮影。平日とはいえ、観光客の姿が目立つ。

4キロほど走り、「宮武うどん店」 に到着。カウンターの女性に「ひやひやの大」と告げ、皿にゲソ天とちくわ天を取った。この店では、先にうどんの種類を宣告した後、 天ぷらを自分で取るのが掟だ。清算は食後に自己申告で行う。セルフのさぬきうどん店は各店独自の掟がある。先客の動きに注意し、 慎重にそれを真似るんだ。それが讃岐平野で生き延びるコツだ。もしも初めて訪れた店で先客がいなかったら、どうするのか。そんなときは、 茹で上がったばかりのつややかなうどんを前にして、あえて撤退する勇気が必要だ。店の人に注文方法を尋ねるのと同じくらい勇敢な心を持って、 うどん店を後にしよう。

そんな下らない事を考えながら天ぷらを取って席に着くころには、既にうどんも出来ていた。早速、しょうがをすりおろして入れ、 うどんをズルズルとすすった。つるつる、しこしこ、もっちり。そんな感じだ。 よじれた麺がだしの効いた冷たいつゆとからんで喉を通り抜けていく。イカの足を3本ほど束ねて揚げたゲソ天もうどんにマッチしていた。 満腹感を感じつつ、店を出た。

その後、東へ走り、土器川へたどりついた。自転車道を川沿いにさかのぼり、満濃大橋で右折。次の交差点が「満濃トライアングル」 と噂される地点だ。その頂点の一つ「小縣家」 を訪ねた。写真は店先の壁。店内に入り、店の若い女性に「醤油うどんの小をください」と伝えた。 うどんの小を頼む奴はチキンと日ごろ言っている自分だが、2店目はさすがに控えめだ。すぐに、おろし金と大根1/2本が出された。 この僕に大根おろしを作れというわけか。挑戦的だな。大根をおろしているうちに、うどんが出てきた。大根おろしとネギ、 良く分からない柑橘の汁を入れ、醤油をまわすように掛けて良く混ぜる。そしてすする。なめらかな喉越しだ。薬味とあいまって、 さっぱりとした味だった。「大」でもいけたような気がした。さすが、頂点の一つとされるだけはある。

続いて、斜め向かいの「長田うどん」 へ行こうと思ったが、腹ごなしに「国営讃岐まんのう公園」へ向かった。花が咲き、新緑が目に映え、 さぞ心地よかろうと思いながら、自転車をこいだ。坂道を登って入り口に着いた。休園日だった。

長くなったので、次回に続く。

次回は「長田うどん」で危機一髪、戦慄!富士の樹海、肉欲の宴の3本。お楽しみに。

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2006/04/01

大ロシア

一昨日、スーパーで買い物をした際、巨大なパンを見つけたので購入した。ヤマザキ製パンの「大ロシア」。198円だったと思う。 どのぐらい大きいのか、身近な生き物と比較してみた。

突然、寝床にパンを置かれて不機嫌そうだが、その大きさが分かるだろう。重量はどのぐらいだろうと思い、裏側のラベルを見た。 「内容量 1個」。見れば分かる。

手に取ると、ずっしり重い。持ったまま目を閉じれば、ロシアの大地が目に浮かぶ。永久凍土と針葉樹林が広がる極北の地域。南に下れば、 黄金色の小麦の穂が揺れる肥沃な平原、あるいは地平線まで続く広大な草原もあるだろう。多様な姿を見せる雄大な自然に心を打たれるはずだ。 妄想だけど。

だが、ロシアは広大さゆえに多彩な民族で構成されている。そして、チェチェンをはじめとした民族紛争もある。 多くの犠牲者を出した学校占拠事件を覚えている人も多いだろう。大ロシア主義と民族独立。そのことを思いながらパンを噛み締めれば、 上に掛かったシュガーさえほろ苦く感じられるだろう。このパンは3日ほどかけて、ゆっくりと食べたい。大きいからね。

ちなみに、袋に「消費期限 4月1日」と書いてある。エイプリル・フールなので気にしない、気にしない。

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2006/03/03

売ります!

タイトルの通り、秘蔵の品を放出します。最近、乗っていない上に、これからも乗る機会がなさそうなので、どなたかにお譲りします。

TREK5200、USポスタルカラー。1999年にランス・アームストロングがツール・ド・フランスで初優勝したときのものです。 サイズは54。コンポーネントはアルテグラ。サドルはSELLE BASSANOのBOXTER、 ホイールはアメリカンクラシックのCR-350、タイヤはHUTCHINSONのEXCELの23mm。さらに予備? ホイールとしてCANE CREEKのCRONOを付けます。タイヤはVittoriaのCompetition Rallyの21mmをはかせています。さらに同じタイヤ一組が予備として付属します。

走行距離は600-700キロほどで、状態は良いです。ただし、デカールの剥がれや小さな傷のほか、 フロントフォーク右側にサイクルコンピューターのセンサーのゴムスペーサーをつけたときの染みがあります。 ランスが初優勝した記念碑的自転車ですので、大事に乗ってやってください。

価格はノザキサイクルのお客さんでしたら23万円を考えています。 ご希望の方は、ノザキサイクルに電話かメールでご連絡いただくか、ブログのコメント、私宛のメールでも結構です。よろしくお願いします。

 

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2006/02/21

シルビアをこさえる その4

エアロパーツをとめるビスに使う虫ピンが届いた。志賀昆虫普及社製。値段はサイズにより異なるが100本入りで300円前後。 今回は通信販売で買ったが、誰か岡山で売っているところはないか知らん。ともあれ、備えはばっちりだ。虫の標本作りにも活用できる。 虫が捕まらなければ、エポパテとかで作るよ。ないなら作る。これがクラフトマンシップ。どこか間違っているクラフトマンシップ。

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2006/02/20

シルビアをこさえる その3

依頼主に製作状況を聞かれ、「ちょっとかじってみたら、美味しかったので全部食べちゃった。カレー味だったよ」 と誤魔化すのも少々苦しいので、現在の状況を報告。

ボディの下地を整形し、サーフェイサーを吹いたところ。バンパー下部のエアロパーツの取り付けをどうしようかと思案した。 瞬間接着剤をほんの少しつけて仮止めし、ドリルで貫通。いったん取り外し、塗装後に再び、ねじに見立てた虫ピンで止めることにした。

0.3mmのドリル刃をつけたピンバイスでぐりぐり。3つ目の穴を開けているところで手が滑り、ピンバイスを落としてしまった。 ドリル刃はピーンという音を立てて折れた。ちなみにドリル刃は細ければ細くなるほど値段が高い。ちょっとへこむ。 亀田製菓のカレーせんべいを食べて元気を出そうと思う。

 

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2006/02/14

バレンタインデー

布団の隅のほうに小さな茶色い染みがあった。さては、うちの猫が粗相をしたに違いないと思い、猫を呼びつけて説教した。 「お尻が汚いときは布団にあがっちゃ駄目だって、あれほど言っておいたのに何でできないんだ!」と、きつい調子で言ったのだが、 猫は何を言ってるのか分からないと言いたいような顔だ。しまいに、その茶色い染みをくんくんと嗅ぎ始める始末。なんという不貞腐れた態度だ!

これでは、埒が明かないと思い、ウエットティッシュでその茶色い染みをぬぐったところ、ふと甘い香りに気づいた。 僕も猫と一緒にくんくんしてみた。チョコレートだ。そういえば、僕は昨日、ベッドの端に座って、板チョコレートを食べた。 かけらがぼろぼろ落ちて困ったのを覚えている。猫さんは僕を見上げていた。ベッドで食べ物を食べるのはよくない、 それにチョコは猫にとって毒なんだよ、と言いたいような顔だ。僕は猫さんに好物のカリカリ「シーバ・デュオ」 をあげて深く謝罪をしたのだった。めでたし、めでたし。

バレンタインデーなので、チョコレートのお話。チョコください。さあ、遠慮なく。

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2006/02/12

ラーメンを食べに行ったのに、カレーのことばかり考えた

自転車で吉備路自転車道を走って、昨年秋に開店したラーメン国分寺に行ってきた。 サンクスの斜め向かい。着いたのはちょうど正午ごろ。店内は十数人しか座れず、すでに5、6人の客が待っていた。店内は改装中で、 2月中には広くなるようだ。十数分待ち、席に案内された。僕が注文したのは、中華そば大盛り+チャーシュー。とんこつ醤油の 「岡山のラーメン」といった味わい。チャーシューが柔らかくて美味しい。メニューにほかに「とんこつ」しかない。次回試したい。

この日の吉備路自転車道は、ジョギングを楽しむ人たちと多数すれ違った。寒いのによくやると感心したが、 自転車に乗っている僕も似たようなものだ。自転車に乗らない友人からは、車に乗ればいいじゃない、などとよく言われるが、 それでは駄目なのだ。ただ目的地に移動すればよいというものではなく、自転車で走ることに意味がある。ジョギングする人は、 自分の足で走ることに意味がある。早く着けば良いと利便性を求めて車に乗ることは、 腹が満たされればいいと白米だけで食事を済ませるようなものだ。それに対し、自転車やジョギングをすることは、 その白米にカレーをかけるようなものだろうか。ならば、自転車とジョギングの違いは、 ポークカツカレーとチキンカツカレーの違いに似ているだろう。え、分からない? もっと分かり易く言うと、ポークはブーブーで、 チキンはコケコッコーだ。・・・、何を言っているんだ、僕は?

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2006/02/08

地球温暖化との闘争

永久凍土面積10分の1に(共同通信)

由々しき事態だ。実を言うと、僕は昨年夏、あの記録的猛暑の中、地球温暖化に対し個人的な闘争を展開した。まず、 自宅で留守を守ってくれているネコの承諾を得て、エアコンの使用を一切やめた。彼女は快く理解をくれて、 風通しのいい窓辺や台所など涼しい場所を巧みに発見して暑さに対処していた。僕も窓をできるだけ開放し、 ベランダに打ち水をするなど工夫した。幾日も続いた熱帯夜。だらだらと汗を流しながら、眠れぬ夜が幾日あっただろう。 通勤や買い物も自転車を使用した。焼け付くような日差しが僕を襲った。職場では、こっそりと冷房の設定温度を上げた。目を閉じれば、 地球温暖化との孤独な闘いの日々がまぶたによみがえる。だが、僕の努力にもかかわらず、地球温暖化は進展しているのだ。 あんなに頑張ったのに・・・。

というわけで、今年も頑張ろうと誓いを立てました。みんなも手伝え。

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2006/02/06

剣山スーパー林道を走ってみた 最終回

「よしっ」と気合を入れて、剣山トンネルを目指して坂を登り始めたものの、ギアは一番下のインナー-ロー。余裕なし。 砂利にタイヤを取られよろけていると、上から軽トラックが降りてきた。運転手は最初驚いたような顔をしていたが、すぐに笑顔に変わり、 窓から「頑張って」と励ましてくれた。そういえば、すれちがった人たち(1日に2、3組しかなかったが)の反応は、 大概同じようなものだった。こんな山中の砂利道を自転車で走っているのが珍しいのだろう。笑顔で礼を言って、上を目指した。

1キロほどのところで、やせた白い犬がいた。尾を垂れて、上目遣いでこちらを見ていた。警戒しているのが見て取れた。 携帯食のパワーバーをちぎって投げてやると、徐々に近づいて食べた。よほど腹が減っているのか、ガツガツと食べていたので残りを全部やって、 自分は先を急いだ。振り返ると、白犬は口いっぱいにパワーバーをほおばり、もぐもぐさせながら僕の後姿を見送っていた。

2キロを過ぎたあたり。冷たい汗が流れた。足が異常に重く感じられた。ハンガーノックか。朝食は汁粉、昼はチキンラーメン。 行動食は尽きた。カロリーが足りなかった。犬にパワーバーをやったのが悔やまれるが、仕方ない。自転車を押して登ることにした。

剣山へと連なる山稜を眺めながら登っていると、右手に「山の家・奥槍戸」らしき建物が見えてきた。腹が減りすぎていたので、 とりあえず何か食べようと思った。近くに赤い自販機も見える。コーラも飲もうと思った。カーブを曲がるたびに高まる期待。へとへとになり、 ようやくたどり着いたときに見たものは「定休日」の看板。まだ自販機があると思ったら、赤く塗った物置だった。肩を落とし、 とぼとぼとトンネルを抜けた。トンネルは冷たい強風が吹き抜けていた。

トンネルの先は、標高差1000メートル、距離16キロのダウンヒル。かなたに広がる山並みを見下ろしながら、 砂利道を30キロ近いスピードで下った。転倒すればがけ下に転落死というような場所だったが、そんな恐怖も吹き飛ぶほどの爽快感だった。 「また来よう」と心に誓った。高之瀬峡を抜け、国道195号との合流点近くに、スーパー林道の終点を告げる看板があった。 ついにスーパー林道87.7キロを自転車で走破した。全行程を走破したことを記念して、愛車「豪腕号」と看板を撮影した。

ここで、今回の旅は終わりではなく、最終目的地は高知市だった。日は傾き、日没が近いことを告げていた。非常食の氷砂糖を噛み砕き、 水で流し込んで、残り60キロを一気に走った。普通の道路だし、日が暮れて真っ暗だったので、特に面白いこともなし。「ビール、 カツオのたたき」とうわごとのようにつぶやきながら必死で走り、午後8時すぎに市内のホテルに到着。シャワーを浴び、繁華街に繰り出し、 カツオのタタキを食べた。うまかった。ビールの酔いとともに、スーパー林道走破の喜びがじわじわと湧き上がってきた。 うどんを食べたくなったので、うどん屋に寄った。「うろん下さい」。全然舌が回っていなかった。

終わり。

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2006/02/03

剣山スーパー林道を走ってみた その5

一夜が明けた。ラジオをつけたまま寝てしまったのだが、ロッテがリーグ優勝したとか、オールナイトニッポンのオープニングとか、 用を足しに外に出たときに時計を見たら午前3時だったとか、起床は午前6時ということなどを考えると、 ぜんぜん寝付けなかったと言わざるを得ない。疲労困憊していたというのに、寝袋の中で何度も寝返りを打っていただけだった。だが、 筋肉痛も感じない。脚も動くようだ。フリーズドライのお汁粉で朝食を取って出発した。

初日の目的地だったファガスの森にはまもなく着いた。まだ日が昇りきらないせいか、霧が深い。 坂をしばらく登ると六角峠だったか標高1500mほどの峠を越え、しばらく緩やかな下りや平坦な道が続いた。「徳島のへそ」 と名づけられた広場を通過したころ、霧が晴れた。道のはるか先、峰を越えて山腹を降りていく雲が見えた。眼下に広がるのは、 所々紅葉に染まった山並み。自転車は風を切り、小石を蹴散らして走り続けた。爽快だった。

下れば、またいつか登りが来る。岩肌がむき出しになった崖沿いの道を登っていたときだった。やはり脚は十分に回復してなく、 思うようにペダルを回せずに歩くようなスピードでゆっくりと登っていた。そんな時、頭上でカラカラ、と石が転がる音がした。鹿?と思い、 見上げたがその姿は見えない。だが、ガラガラと音を変えながら、何かが自分に近づいてくるのが分かった。まずい、と直感し、 ペダルを必死で回した。十数メートル進んだところで、先ほどまで自分がいた辺りに、ドスンと自分の頭より二周りぐらい大きい岩が落ちてきた。 危ないところだった。すぐそばの岩肌にリンドウがへばりつくように根付いているのが目に入った。リンドウを見ながら、呼吸を整えた。 紫のつぼみが一際鮮やかに見えた。

いくつかの峠を越え、槍戸川に掛かる橋に到着した。ここの標高は約1100m。ここから最後の峠、剣山トンネルを目指す。 4キロ弱で標高差400m以上。坂にうんざりしながらも、これで峠は最後だと気持ちを奮い立てゆっくりとペダルを回した。

続く。

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2006/02/02

シルビアをこさえる その2

今日もシルビア作りに精を出す。

内装のパーツを切り出し、中性洗剤で洗うつもりだった。んー、シフトノブのパーツが見当たらない。 てるてるぼーずみたいな形のパーツがあるなずなんだけどなー、捨てちゃったかなー。うん、なくしてしまったのなら仕方ない。 ないのなら作ればいいじゃない。ランナー(パーツを繋いでる棒ね)から削りだそうかと思ったが、それだけでは面白くない。 シフトノブが水中花になっているのを見たことがある。そうだ!それを作ろう。依頼主の好みは気にしない。

ウインドーとかの透明パーツのランナーをライターであぶって伸ばす。片側だけ切り、0.3mm径のピンバイスで断面に穴を開ける。 中にクリアーオレンジの塗料を少し入れる。それから、さらに0.5㎜径の穴を彫り、今度はクリアーグリーンをちょっとだけ入れる。そして、 適当な長さ(4㎜ぐらい?)で切断。黒いランナーを削りだし、0.5㎜の真鍮線でシフトレバーの基部を作り、 そこにさっき作ったノブを瞬間接着剤でつける。固定できたら、フラットブラックでそれっぽく塗装。できた! 写真を撮ってみた。 こんなのだっけ? まあいい、雰囲気、雰囲気。後ろのはボールペン。

今日はここでおしまい。

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2006/02/01

ファーブル昆虫記

今日もおすすめの本。

子供のころに読んだことがある人も多いのではないだろうか。僕も子供のころに感銘を受けた記憶がある。当時は、 子供向けにリライトしたものを読んだのではないかと思う。カミキリムシだかクワガタだかの幼虫を焼いて、 目の見えない人に教えないまま食べさせた逸話をよく覚えている。子供心にひどいことをするなあ、と思った。 もちろんファーブルも幼虫のソテーを食べたよ。上等な牛肉の脂みたいな味だと表現していたような気がする。食べ物? に関することだけはよく覚えている。

今回のファーブル昆虫記は、集英社創業80周年記念企画として、昨年12月に発行された。文字が大きく、挿絵のほか、 脚注や注釈が豊富。ファーブル昆虫記の決定版ともいえる本のようだ。読んでみると、昆虫の謎を解明したときの喜びがひしひしと伝わってくる。 また、観察の際に女の人から「お気の毒に」と気のふれた人に誤解されたり、警官に問い詰められたりと愚痴るファーブル先生に同情してしまう。 純粋に読み物として面白いのだ。大人にこそおすすめ。

購入はamazonで通販か、真庭市の方は高井文研堂イズミ店でどうぞ。

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2006/01/31

こぐこぐ自転車

今日はおすすめの本を紹介。

「こぐこぐ自転車」。なんと味のあるタイトルだろう。自転車を「こぐ」だけに飽き足らず「こぐこぐ」だ。2度もこぐ、 あるいは何度もこいでやろうという意思の表れに違いない。それでいて自転車の軽やかさを忘れていない。 タイトルだけで購入を決断してしまった。

著者は、70歳を手前にして自転車を始めたという。その好奇心、チャレンジ精神には頭が下がる。この本はエッセー集で、 都内からその近郊へとサイクリングの範囲を広げ、さらには峠に挑んだり、北海道ツーリングに仲間と出かけるなどした逸話や、 自転車乗りの多くがたどる複数の自転車を所有してしまう(この著者の場合は6台)経緯などがつづられている。文章は、 自転車の楽しさに目覚めた初々しさと古希の翁の老獪さが同居している。おじいさんのエッセーであることを忘れそうになるが、 真夏に碓氷峠を目指して走った時に心拍数が下がらなくなった話とかは年齢相応のリアリティがあり、「年なんだから無理しないで!」 と言いたくなってしまう。でも、100歳になっても自転車に乗りまくって欲しい。

ちなみに、著者の伊藤礼さんは元大学教授で、評論や小説で有名な伊藤整さんの息子さんだそうだ。

購入はamazonで通販か、真庭市の方は高井文研堂イズミ店でどうぞ。

 

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2006/01/30

剣山スーパー林道を走ってみた その4

まさかの4日連続更新。
しかも剣山スーパー林道ツーリングの話。今更な感じが募るが、坂道の続きから。

漂泊の俳人・種田山頭火は「分け入っても分け入っても青い山」と詠んだ。同じ気分だ。しかも、ここは「曲がっても曲がっても坂道」だ。 見通しの悪いカーブを曲がり見上げれば延々と続く坂道。「もう下りに入るだろう」という甘い期待は打ち砕かれ、疲労感は増すばかり。 腕時計の高度計を見ながら、あと少し、あと少し、と牛の歩みでペダルを回し続けた。

ついに旭丸峠に到着した。ここからはしばらく稜線沿いの道。下りが続くので自転車がスピードに乗るが、 道を踏み外せば崖下にまっ逆さまだ。見通しの悪いカーブも多いので慎重に進んだ。途中、斜面でガラガラと音がするので「落石か!」 と身構えたが、果たしてそれは鹿だった。白い毛の尻を見せながら、急斜面を慌てて登って行った。さらに進むと「雲早山の名水」 という水汲み場に出た。自転車を止め、1.5リットルのペットボトルを満たして再出発した。

道は国道193号と合流。分岐まで一気に下った。だが、前半の登りで予想以上に時間と体力を使ってしまった。 分岐からは再び登りに入る。登れるだけの脚は残っているのか、日没までにキャンプ地予定のファガスの森まで到着できるのか、不安が募った。 当時、193号は土砂崩れによる工事中で一日数回1時間ずつの時限通行で、僕が下っていたときはその日最後の通行可能時間だった。 このまま下れば、四季美谷温泉に着くことができる。温泉に入ってゆっくり休んで、明日は一般道を走って高知か徳島に行けばいいじゃない。 自分一人の旅なのだから、誰も文句を言いやしない。脳裏に温泉と美味しい料理とビールが浮かんだ。だが、僕は再びスーパー林道に入り、 坂道を登った。他人は文句を言わないだろうが、僕は自分をとがめる。きっと後悔する。

自転車に乗ったり、押したりを繰り返し、ゆっくりと進んだが、いよいよ日没が迫ってきた。目的地まであと2キロほどだが、 道路わきに整地された場所があったのでテントを張ることにした。アルファ化米を湯で戻し、ボンカレーをかけて食べた後、 シュラフにもぐりこんだ。時々、石が斜面を転がる音、鹿や猿の鳴き声が遠くに聞こえた。谷を渡る風が木々やテントを揺らした。外をのぞくと、 周囲は霧がかかっていたが、月明かりでぼんやり明るかった。疲れているのに、なかなか寝付けなかった。

続く。

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2006/01/29

シルビアをこさえる その1

奇跡の3日連続更新。

先日、いつもお世話になっている自転車店ノザキサイクルのご子息から、青島文化教材のプラモデル 「S15シルビア ベルテックスリッジ」を製作せよ、とのご命令があったので、鋭意製作中だ。今日は車体の裏側作りに精を出す。 ブワーとつや消し黒のスプレーをふいた後、ガンダムマーカーのメッキシルバーを筆に取り、シルバーの部分を塗り分けた。 車の裏をよく見たことがないので、説明書どおりに塗る。そして乾燥。しばし待つ。

続く。

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2006/01/28

写真の整理

昨年のしまなみ海道サイクリングの写真を整理した。春のは懐かしいなあ、いろんな意味で。右の「マイフォト」 をクリックしてご覧ください。プリントアウト用にもっと大きいオリジナル画像が欲しい方は、メールにてご連絡ください。

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2006/01/27

ランチでポタリング

心を入れ替えることを誓って久々に更新。

もよおしてきたのでポタリング。一度は寄りたいと思っていた岡山市東部にある梶屋へ出かけた。 ちなみに自宅は岡山市の西部。まるで反対の方向。片道およそ20キロ。

愛車の夏目漱石GT号で颯爽と岡山市街地を通り抜け、国道250号を東へ。交通量が多く、歩道も狭いので神経を使う。 積水ハイムの工場がある交差点を右折し、小さな丘越え。この辺は交通量が少ないので、今回のポタリングで唯一気持ちよく走れたポイント。 丘を下った後、砂川に掛かる橋を渡って右折。すぐに梶屋が見えてきた。1時間少々の道のり。

午前11時40分。入り口の戸をバーーーーンと蹴破ることなく、普通に開けて入店。カウンター席に着き、店員に 「チャーハンセットをください」とはっきりした発音を心がけて注文した。もし店員が聞き間違えて、 茶碗蒸しセットとか茶飯セットが来たりしたらしょんぼりだからな。もっともメニューには茶碗蒸しも茶飯もなかったけど。

まもなく、僕が頼んだチャーハンセットが出てきた。先に入店した隣席のおっさんが「焼肉セットはまだ?」と店員に聞いた。 せっかちなおっさんだ。それはさておき、このチャーハンセット。メニューには「チャーハン1/2と中華そば」と書いてあるけれど、 チャーハンはどう見ても普通の店の大盛りサイズだ。もしこれがフルサイズだったら・・・、と戦慄が走る。ラーメンは普通サイズ。 岡山のスタンダードなとんこつ醤油。チャーシューが4、5枚入ってて、少しうれしい。どちらも美味しくいただけた。満腹だ。 隣のおっさんの焼肉セットも尋常ではない量だった。

店内は、正午ごろには満席になった。「エビ丼」を頼む人が多かった。ご飯の上に、 エビフライをのせてタルタルソースをかけたもののようだ。カツチャーハンというものあった。高カロリーに期待が高まる。

今日はこのへんで。

 

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2006/01/01

あけましておめでとう

あけましておめでとう。新年初更新だ。
「一年の計は元旦にあり」という。目標を決めた。今年の目標は「剣山スーパー林道を走ってみた」を完結させることだ。多分、 あと2回くらいしか書くことがないし、細部はだいぶ忘れかかってる。早いうちに書く。

あと、ふと思いついたのだが、自転車で挑戦したいことがある。もう少し暖かくなったらやってみる。

そういうわけで、今年もよろしく。

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2005/12/21

旭川ポタ

剣山のことなどすっかり忘れて、今日は旭川ポタリング。
岡山市西部の自宅から、桃太郎アリーナ、岡北大橋を経て中原橋へ、そして中原橋で折り返し、右岸を下り、県庁近くまでポタってみた。

遊歩道沿いに発見したのが、写真の句碑。「生きて仰ぐ 空の高さよ 赤蜻蛉 漱石」とある。 岡山の街を気に入った漱石が、一緒に来れなかったことが残念だと、親友の正岡子規宛ての手紙にしたためた逸話が案内板に紹介されている。 上の猫は「吾輩は猫である」の猫か? この日、乗っていた自転車は「夏目漱石GT号」と名づけたMTB。偶然とはいえ、なにかの縁を感じる。 ちなみに、別に所有するMTBは「正岡子規Y-3号」。

この後、雨が降り始めた。ミスドで雨宿りするも、なお降り続く。やむなく雨中を走った。冷たい冬の雨に濡れるのはさむしい。

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2005/11/22

しまなみ海道を走ってみた

剣山の話が終わってないのに、今回はしまなみ海道。いつものことだ、気にすんな。

19、20日とノザキサイクルの皆さんと、しまなみ海道を走ってきた。 向島に車を置いて、自転車で今治まで移動。今治で一泊し、復路は伯方島からフェリーで因島に移動。因島を走り、 再び向島へ戻る約120kmのコース。しまなみ海道は年2回走っているが、いつも最高だ。写真の参加者の笑顔を見れば一目瞭然。今回、 諸事情で参加できなかった方々は、臍を噛んで悔しがれ。

今回の旅のメーンは、やはり今治の焼き鳥だ。老舗の名店の一つに数えられる「鳥林」で焼き鳥を堪能した。中でも、「せんざんき」 と呼ばれる空揚げは絶品。出発前から「せんざんき、せんざんき」とうわごとのようにつぶやく輩が続出だ。しまいには「よろしくせんざんき!」 などと、語尾に付けてしまう者まで出た。まったくあきれてしまう。最初に言い出したのは僕だけどな。

余談だが、今治が焼き鳥の街であることは意外と知られていない。 会社の先輩が疑うので、人口当たりの焼き鳥屋軒数が全国屈指であること、鉄板焼きという特徴があること、 街中を串が刺さった鶏が走り回っていること-などを説明してみた。無論、最後のは嘘だ。いつものことだ、気にすんな。

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2005/11/15

剣山スーパー林道を走ってみた その3

久しぶり。
林道の起点からは14kmほど上り坂が続く。起点の辺りが標高300mほどで、最初の峠の旭丸峠が1200mを越えるくらい。 標高差900m・・・。なかなかのヒルクライムだ。

起点からはしばらくの間は舗装路だ。勝浦川の渓谷に澄んだ水が流れていた。景色を眺めながら坂をずんずん上っていく。

その後、ダートに入った。砂利と呼ぶには大きな石が目立つ。ゆっくりと後輪に荷重をかけながらペダルを回すが、 石に当たり前輪が思わぬ方向を向く。非常に上りづらい。後方からスーパーカブが抜いていったが、少し先でふらついて立ち止まっていた。 エンジン付きでも厳しいようだ。

標高800mあたりで、動けなくなった。昼食もとらずに走ったので、ハンガーノックになったようだ。 菓子パンを食べて30分ほど寝たら少し回復したが、思うようには足が動かない。砂利の荒い場所は自転車を押して歩くことにした。 暑くないのに、冷たい汗が流れ続けた。昨夜の下痢が効いてきた。

休憩の回数が増えた。休憩したとき、谷の反対側を見ると、今自分がいるところよりかなり高いところにガードレールが見えた。 しばし立ちすくんだが、前に進むしかないのだ。

続く。

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2005/11/04

剣山スーパー林道を走ってみた その2

下痢で十分な睡眠が取れないまま徳島の夜は明け、午前7時に宿屋を出発。スーパー林道起点のある上勝町を目指した。曇天。

30分ほど走ったところで、SPDペダルで固定された足首が変にくりくり動くのに気づいた。自転車を止めて靴の裏を見ると、 クリートを止めていたボルトが一本抜けていた。代わりになるものはないかと思案したが、ないものはないので、 残る一本をかなり強く増し締めしておくことにした。

再度、出発。ちょうど通勤、通学の時間帯。会社や学校へと急ぐ勤勉な人々に申し訳ない気持ちになりながら起点へ急ぐ。 一般道なので特筆することがない。途中、コーラなんぞを飲んでいたので少し遅れたが、起点に到着した。

見上げれば高い山。長い長い上り坂を予感させつつ、次回へ続く。

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2005/10/30

風邪ひきました。

2、3日、静養します。

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2005/10/27

カキオコ

剣山の続きを書くつもりだったが、秋風に誘われてお好み焼きが食べたくなり、ちょっと日生まで自転車で行ってきた。片道45キロ。

日生は知る人ぞ知るお好み焼きの町だ。特に、晩秋から冬にかけて登場する牡蠣入りお好み焼きが人気だ。ここ参照。 ちょうど正午ごろに到着し、安良田という店に入ってみた。牡蠣入りを注文すると、まずキャベツを混ぜた生地を広げ、 その上にさらにキャベツ、そして軽く炒めた牡蠣があふれるほどのせられた。これが日生風の焼き方だそうだ。「おねえさん」 がサービスと言って牡蠣を2個追加してくれた。今年の牡蠣はシーズン入りしたばかりなのに、まずまずの粒の大きさという。 ひっくり返してじっくり焼き上げて完成。牡蠣がぷりぷりして美味しかった。「おねえさん」との会話も楽しかった。1人前800円。

食事の後、港をぶらぶらしていると、丘の上に展望台が見えたので、自転車で上ってみた。瀬戸内の静かな海、穏やかな日差し、 ひんやりとした秋の風。ベンチに寝転んで、30分ほどぼんやり。幸福なひと時。

牡蠣が一番美味しいのは2月らしいので、そのころ、また訪れてみよう。

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2005/10/26

剣山スーパー林道を走ってみた その1

久しぶりなので、こっそり更新する。
実は、先日、剣山スーパー林道を自転車で走破してみた。しかも一人。車やバイクで走る人は多いらしいが、自転車は珍しいらしいので、 その道中の思い出をブログにしたためることにした。

16日朝、岡山市を出発。JR瀬戸大橋線、高徳線を乗り継いで徳島入り。
明日から2日間の自転車旅に備えて、徳島ラーメンでエネルギーを補給。カーボローディングというやつ?
繁華街にある「銀座一福」で、肉入り中華そばの焼き飯セット。スープは見た目ほど味が濃くない。 スライスした豚ばら肉を煮たものが乗っている。平食のラーメンを思い出した。いや、かなり違うかもしれない。

さらに調子に乗って、岡山には店舗がないフレッシュネスバーガーへ。なんだかモスバーガーに似たメニューだったので、 照り焼きチキンバーガーをテイクアウト。宿泊先の旅館で食べた。険しい林道を走るには、さらにカロリーが必要だと思い、菓子パンも食べた。 かなり満腹になり、早めに寝床に着いたが、腹部に不快感。そして、お腹を下し、カーボローディングはパー。
翌朝に不安を残した。

つづく!

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2005/03/21

また釣れた

また釣れました。今度は29cm。この日は、数えませんでしたが、全部で20近く釣ったと思います。 ほぼ全部25cmオーバー。これぐらいは釣らんとね、かねちゃん。と天狗になってみたりして。翌日はボーズだったけど。 これから本流シーズンに入るので、こんなに釣れるのは今シーズン最初で最後かもしれない。今しばらく天狗にさせてください。

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2005/03/14

釣れた

シビアなライズの中で釣れた一匹。
まだシーズン初めだというのに28cm。幅広、ギンピカのグラマラスなボディ。見事だ。 川に立ちこんでいたらあまりの寒さにおしっこしたくてしようがなくなり、 尿意とライズの両方と戦う中で釣り上げた価値のある一匹といえよう。

N氏の見立てでは遡上物ではないかとのこと。ライズした中に同じくらいのサイズを複数確認した。今後が楽しみだね。

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2005/02/24

びっくりラーメン

荷物運びを繰り返していたら腰痛になりました。
こういうときは湯治しかあるまいと思い、昨日、近くの「ぽかぽか温泉」 へ行きました。

鍵付き靴箱に靴を預け、浴室に入ると、 平日の昼間だというのに素っ裸でぐだぐだと湯につかっている穀つぶしどもがいました。自分もその一人だけど。浴槽の種類は、 普通の熱い湯が入ったやつのほか、低周波でビビビと来るヘルツバス、 ジェット水流でコリをほぐすドリームバスやローリングバス、このほか、露天風呂、ミストバス、サウナなどがありました。

腰痛の自分は、ローリングバスだったか、ジェット水流のやつを選択。患部に水流を当てて「うぇあああ、くおおおお」 などとうなったりします。この浴槽は、ほかのよりややぬるめなのがいい感じです。浴槽から上がると、 なんとなく腰のへんがすっきり、軽くなった感じ。長風呂が出来ない自分はとっとと上がることにしました。

ここの施設には食堂も併設されています。腹が減ったので「びっくりラーメン」(680円)の食券を購入。 大盛りラーメンにから揚げ、春巻き、チャーシュー、メンマがトッピングされていましたが、 人生経験を積んだ大人がびっくりするほどではありませんでした。味は普通においしかったですよ。量が多かったし。 お腹周りの非常用エネルギーを貯蓄するにはちょうどいい感じ。

翌日、腰に鈍い痛みが復活しました。表紙が妙にエロい「ターザン」 最新号(ガン・リタのインタビューも掲載)を読んで体操することにします。それでだめだったら、 Nサイクルに現れるさすらいのあんま師に頼むしかないのだろうか。

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2005/02/06

釣りのおやつを考える

旭川のアマゴ釣り解禁日まで1月足らずになりました。
皆さん、準備は進んでいますか?
毛ばりはユスリカピューパ? CDCダン? ガガンボ?
何を言っているのだ! 諸君!
解禁当初のおやつはもう決まったのか、と私は聞いているのだ!
私があれほどおやつの重要性を説いているのに、 まだ分からんのか!

解禁当初におすすめするのは、柿の種チョコだ。

ビールのおつまみなどで人気の「柿の種」をチョコレートでコーティング。何たる奇抜なアイデア。しかし、 一口ほおばれば、チョコのスイートな味わいを唐辛子が効いた柿の種の風味が引き締める。甘いと思えば、ピリリと辛い、 まさに人生そのものではないか。自信を持って、おすすめしよう。

だが、気をつけたまえ。この菓子を釣り場で楽しめるのは寒い期間だけだ。暖かくなれば、チョコが解けてしまう。 思い浮かべてみなさい。いつものように釣果がなく、うなだれながら石に腰掛ける貴兄。 せめてもの慰めに柿の種チョコを食べようとしたら、べとべとの塊になっている。手をチョコで汚しながら、 べとべとの得体の知れないものを口に運ぶ貴兄のみじめな姿。貴兄の目じりに光る滴は何であろうな。

余談が過ぎた。とりあえず、バレンタインにもおすすめ。というか、チョコください。
参考URL:でん六まめ王国 http://www.denroku.co.jp/

追記 ガゼールが完成しました。しばらく晒します。http://zacco.air-nifty.com/photos/plamo/

 

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2005/01/28

グルメの殿堂

旅といえばグルメ。
地元の食材を使ったおいしい食事は、旅をいっそう豊かなものにしてくれる。

というわけで、今日は岡山のグルメの殿堂「平田食事センター」に行ってみた。食事センターというからには、 食事の全てが詰め込まれているはず。ウキウキドキドキしながら、岡山市中心部から早島方面へしばらく車を走らせると、 看板と粗末なプレハブみたいな建物が見えてきた。それが「平田食事センター」だ。 ちょうど昼時とあってほぼ満車状態の駐車場は、トラックが目立つ。きっと、 気の荒いトラッカーたちが昼食を取る場所なのだろう。

なめられてはいけないとドアをバーンと勢いよくあけると、 浅黒い肌をしていて二の腕に髑髏の刺青なんか入っている筋肉隆々のトラッカーたちがビールを片手にポーカーに興じているわけもなく、 普通のトラック運転手っぽい人、営業マン、主婦など色々な人がご飯を食べていた。壁のメニューを見ると、カレーやラーメン、 うどんとごく普通のものがある。惣菜類やおでんもあり、ご飯と組み合わせてオリジナル定食が出来る。 レジカウンターのおばちゃんにラーメンを頼んで席に着いた。

5分ほどでラーメンがきた。白濁したスープと普通の麺、その上には煮卵、メンマ、 スライスした豚ばら肉を煮たようなもの、カマボコ一切れ、ねぎがのっている。スープをすすってみると、意外とあっさり。 魚介系のだしかな。よく分からないので、恥をかくまえに味を語るのはやめとく